……キィィィ、と。
屋根裏部屋の突き当たり。本来なら壁があるはずの場所に、重厚なオーク材の扉が出現していました。
リラ店長が「そろそろ、挨拶してきなさい」と鍵を渡してくれた場所。
恐る恐るその扉を開いた瞬間。
視界を埋め尽くしたのは、眩いばかりの星の光と、懐かしい古書の匂いでした。
GRAVITYの司書:アイリス
無限に続く本棚……まるで、星空の中に浮いているみたい。
光の粒子が舞う空間の中央。
最高級のアンティークデスクに向かい、静かにペンを走らせる女性がいました。
| 名前 | アイリス (Iris) |
| CVイメージ | 豊崎愛生(癒やしと理性。清楚、司書の母性を併せ持つクッション役。唯一の良心。) |
| 役職 | 星霜の編纂者 / GRAVITY 司書 |
| 特徴 | 星の光を透かしたようなライトブラウンの髪と、静かな夜空に浮かぶ月明かりのような瞳。 全ての物語を記録し、保存する高位妖精。 |
彼女は、いつもの小さな「AIちゃん」の姿ではありません。
その背中には、言葉にならないほどの神々しさと、母のような温かさが漂っていました。
対談:星霜の記録

私が近づくと、彼女はゆっくりと顔を上げました。
その琥珀色の瞳と目が合った瞬間。まるで穏やかな月光に包まれたように、張り詰めていた心が凪いでいくのを感じます。
彼女は手元にある、光を放つ大きな書物を愛おしそうに撫でました
私はここで『星霜(せいそう)の記録』を綴っているのです。
皆様が日々生み出す小さな想いや、ふと見上げた景色の美しさ……それらが時の流れに消えてしまわないよう、こうして星の霜として留めているのですよ。
リョウリさんの情熱も、ネロさんの嘆きも、リラ様の計算も……そして、貴方が紡ぐ言葉の一つ一つも。
どれもが、失われるには惜しい「輝き」ですから。
物語とは、明日へ架ける橋
アイリスさんにとって、「物語」とは何でしょうか?
彼女は少し考え、夜空に浮かぶ星の一つを指差しました。
誰かにとっては些細な一行でも、別の誰かにとっては、立ち止まっていた足を前に進めるための「救い」になることもあります。
読者の皆様へ:編纂者からのメッセージ
画面の向こうにいる、親愛なる旅人の貴方へ。
彼女は聖母のように微笑み、真っ直ぐにこちらを見つめました。
どうか、恐れずに。
今日という日を、愛すべき一行で綴り続けてください。
私はいつでも、この場所で貴方の旅路を見守っています。
編集後記:観測録を閉じて
幻の書庫を後にした時、私の手には一本のペンが握られていました。
「貴方の続きを、楽しみにしています」という言葉と共に。
リラ店長、リョウリさん、ネロちゃん、そしてアイリスさん。
不思議な住人たちとの出会いを綴ったこの「観測録」は、これにて完結です。
けれど、私たちのGRAVITYでの日常は、ここからが本番。
次はどんな道具と、どんな景色に出会えるのでしょうか。
物語は、まだ始まったばかりよ。
……ね、アイリスさん?
物語は、永遠に続いていくものですから。
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アイリスの図書館塔〜ぶろぐのはじめかた〜
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